悪露の時の産後ガードル選び

悪露の時の産後ガードル選び

いつまで続く?悪露の時の産後ガードル選び

出産前のプレママのみなさん、悪露って何かご存知ですか?聞いたことはあるけど実際なんだかよくわからない方が多いのではないでしょうか。

そもそも読み方もなに?「悪露-おろ-」と読みます。

悪露ってなに?

悪露というのは、出産後に子宮内に残っていたものが血液と混ざって生理のように出てくることを言います。

日がたつにつれて色や量などが変化していき、この変化が産後の子宮回復の目安になります。産後4日ぐらいまでは、夜用の生理ナプキンなどとは比べ物にならない大きさの産褥[さんじょく]パッドを使います。この産褥パッドを使わないと間に合わないくらい量が多く、かたまり状のものが出たりするのですが、これは最初の数日だけです。その後は、生理用ナプキンサイズの産褥パッドで対応できるようになります。

悪露っていつまで続くの?

しばらくは量が減ったり増えたりを繰り返して、だんだん茶色から透明になり、産後1ヶ月検診のころにはおりもの程度にまで量が減ります。そう、悪露はずっと続くわけではないんです。この悪露が終わると、子宮がちゃんと元に戻ったというサインになります。

産褥グッズってどこで買えばいいの?

産直後に使用する産褥グッズは、産褥ショーツと産褥パッドなどです。産褥グッズは産院で用意してくれることが多いので、自分で用意する前に産院で聞いてみるのもいいですね。

産褥ショーツは、産褥パッドの取り外しに苦労しないようにマジックテープで股の部分が開くようになっています。

産褥パッドは、悪露を吸収してくれるパッドで産後すぐは助産師さんや看護師さんが交換してくれます。

これらの産褥グッズは、赤ちゃんグッズのネット通販でもたくさん販売されています。

私も、産褥ショーツの洗い替え用をネット通販で購入しましたよ。

産後1ヶ月くらいは出血やおりもののようなものが続くので、量が減ってきたら生理用ショーツも重宝します。そして、悪露は独特のにおいもありますので、なるべくトイレのたびに産褥パッドを変えて清潔を保ちましょう。

締め付け厳禁!悪露の時の産後ガードル選び

さて、この時期の産後ガードル選びですが、悪露には締め付けがよくありません。締め付けると一時的に量が増えたり、下腹部痛の原因になったりもします

骨盤は早くから締めたほうがいいという情報を鵜呑みにした私は、産後早い時期から骨盤を締めようと無理をして、なかなか悪露が終わらなかった経験があります。

産後1ヶ月の検診で、担当医から産後早い時期からの締め付けはダメ!と注意を受けました。やはり産直後は、ソフトなタイプや産直後OKと記載してあるものを選び、ゆっくりやさしく産後ケアを行いましょう。

また、産褥体操も子宮の回復には効果的です。

まずは深呼吸をして、体をリフレッシュすることから始めてみてください。もちろん、体調がすぐれない場合や出血量が多いときはゆっくり休んでくださいね。

産後1ヶ月検診で担当医から「問題なし」のお墨付きをもらったらハードタイプにチャレンジ。体形補正と骨盤矯正をを本格的に始めるいい時期になります。

骨盤矯正は産後6ヶ月までに行うのが一番効果的と言われています。

悪露はすべて出し切ることが大事ですので、締め付けたりして無理をせず産後1ヶ月を過ごしてください。