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乳腺炎ってなに?もしなってしまったら?

乳腺炎ってなに?もしなってしまったら?

産後の母乳の悩みを抱えている方、たくさんいるのではないでしょうか?

母乳について少し考えてみましょう。

母乳っていつからでるの?出産したらすぐにでるようになるの?

母乳は出産後胎盤が体外に出た後作られます。

妊娠中は、活発になった女性ホルモン エストロゲンが乳腺の発達を促します。

しかし妊娠中はまだ、母乳は出ません。エストロゲンは母乳の分泌を抑える働きがあるのです。胎盤を体外に出すのとともに、このエストロゲンも排出されます。

出産後はエストロゲンの代わりにプロラクチンというホルモンが分泌され、母乳を作る働きをします。ただ、出産後すぐには母乳は出ません

個人差はあるものの、出産後2日~5日。産院を退院するころまでには母乳がすこし出るようになってきます。軌道に乗るのはもっと先です。

乳腺炎ってどんな状態?

乳腺炎にはいくつか種類があります。

代表的なものの1つは母乳が詰まってしまって炎症を起こしてしまう「うっ滞性乳腺炎」

そしてもう1つは、乳腺に細菌が入ってしまって炎症を起こしてしまう「化膿性乳腺炎」

うっ滞性乳腺炎について、私の経験をお話しします。

出産後すぐは乳腺が開いていないことが多く、どんどんおっぱいの中で母乳はできるのに外に出ていかなかったり、赤ちゃんが少ししか飲めないので作られた母乳がおっぱいの中にたまってしまったりして、詰まってしまうことがあります。

その詰まってしまった母乳がおっぱいに炎症を起こしてしまい、おっぱいがカチカチにかたくなり痛くなったり、おっぱいが熱をもって発熱してしまうことがあります。

これを乳腺炎といいます。

乳腺炎って巨乳の人がなると思っていませんか?

そんなことはありません。

乳腺炎にサイズは関係ないんです!

私はおっぱいが小さいし…なんて思っているあなた!関係ない話ではないですよ!

私は産院ではあんまりおっぱいが出なかったのですが、退院したらじゃんじゃんでてきました。時には子供が満足してるのに、おっぱいが噴き出てくる始末。母乳パットがびちょびちょになってしまうこともありました。1カ月検診を迎える前にはカチカチになり、もう触るだけで痛い状態でした。

乳腺炎になったらどうする?


高熱が出てしまったり、かなりつらい状態のときは赤ちゃんを産んだ産院に相談しましょう。

また、最近では助産師さんがやっている母乳マッサージもありますので、ひとまず電話してみてください。

私は朝起きたらおっぱいはパンパン。早く赤ちゃん吸って!と思っているとあっという間に40度の熱が出てしまい、歩くのもやっとの状態までなってしまいました。すぐ近くの産院までも歩いていけない状態になってしまい、歩いて10分のところに車で向かうはめに。産院に行くと助産師さんがマッサージしてくれるのですが痛いのなんのって。

おかしいなと思ったらなるべく早く相談しましょう。

乳腺炎を防ぐにはどうしたら?

1.食生活


脂肪分の多い食事や高カロリーなものを避け、和食中心の食事にすると少しいいみたいです。ただ、そうはいっても二人目育児の方や育児が忙しくて簡単にお惣菜で済ませたい人もいると思います。母乳の分泌量は出産後3カ月くらいで需要と供給があってくるので、産後すぐは我慢して、落ち着いてきたらたまにはいいと思います。

2.おっぱいマッサージに通う

私は一人目の出産で散々な目にあったので、二人目が妊娠した時に友達から聞いた桶谷式母乳マッサージに連絡し、出産前から相談しました。母乳のプロに話を聞いてもらうだけでも安心ですし、出産後すぐ開栓マッサージもしてもらって断乳まで通うことで二人目のときは大きなトラブルはなく母乳育児ができました。

お近くの桶谷式母乳マッサージはこちらからお探しください。

3.ストレスをためない


産後すぐは慣れない育児で心も体もいっぱいいっぱい。そんなときは家事は手抜きでもいいじゃないか!

赤ちゃんにおっぱいを上げているだけでも十分頑張っているのだし、家事はほどほどにゆっくり休むことも大切です。

私は母に、1週間掃除をしなくても死にはしない!赤ちゃんと一緒に寝なさい!といわれてすーっと気持ちが楽になりました。

ストレスがたまると母乳が出にくくなったりと、トラブルはつきもの。そんな時は一人で抱えず、パパやまわりに協力してもらいましょう!

余談・・・

よく赤ちゃんの泣き声や赤ちゃんがおっぱいを吸うことで、母乳が噴き出てくるということを聞きますね。

これは赤ちゃんが泣いたり、おっぱいに吸い付いたりすることでお母さんの脳からオキシトシンというホルモンが分泌され、母乳が出てくるそうです。お母さんが赤ちゃんをいとしいと思うだけで出てきたりもするから不思議。

疲れたり余裕がなくなったりするとこのオキシトシンの分泌が減ってしまうといわれているので、ゆったりとした気持ちで育児を楽しみましょう!

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