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産後リフォームにおけるガードルまでのステップ

産後リフォームにおけるガードルまでのステップ

産後に緩んだ骨盤を直すにはストレッチや産後リフォームインナー、産後ガードルなどが役立ちます。

しかし産後リフォームはいきなり始めても逆効果です。産後ガードルを着用して産後リフォームを始めるまでにはどのようなステップが必要なのでしょうか?

 

どうなってるの?産後の体

妊娠前と比べると、出産直前の体は胎児や用水を含んだ子宮の重さが約20倍になり、骨盤も出産にそなえて緩んできています。

出産後には骨盤が緩み、内臓も下がっている上にお腹の皮膚もたるんだままの状態となってしまいます。

子宮は自然に収縮しますが、骨盤は正しい状態に戻らないうちに体の中で固定してしまう可能性もあります。

正しい状態に骨盤が戻っていないと、内臓脂肪がつきやすくなったり腰痛を引き起こしたりもするので、骨盤は正しい状態に戻さなくてはなりません。

とはいえ、体の中ではまだまだお産は終わっておらず、子宮の内膜などを体外に放出する「悪露」などが始めるので、できれば安静にしていることが望ましいとされています。

このように産後の体は見えないところで出産の後処理をしているのです。

産後リフォームにおけるガードルまでのステップ

出産により劇的に変化した体を妊娠前のような状態に戻すには骨盤矯正などの産後リフォームが必要です。

いきなりストレッチやリフォームインナーを身につけても逆効果で、体調不良を引き起こしてしまいます。

無理なく産後リフォームをして産後ガードルを着用するようになるには段階的なステップが必要となります。

ステップ1

(産後直後)

体力や体質などにもよりますが、産後直後は体が一仕事終えた後なので体力も落ち、いままで時間をかけて出産準備OKの状態になっていた体に急激な変化が起きる時期のため無理して体操などをすると、慢性腰痛を引き起こしたり、余計に子宮が下がったりとデメリットしかありません。

産後直後はおとなしく体力回復に努めましょう。

もしどうしてもリフォームインナーを身に着けたいのなら産後直後タイプの骨盤ベルトなどを使用しましょう。

ステップ2

(産後2週間前後)

産後2週間ほど経過すると悪露も収まり、産褥期も終わりに近づいています。この頃になると子宮の収縮も終わり、骨盤の中におさまっていく時期になります。体調が良ければこの頃から本格的に産後リフォームを開始しましょう。

座ったままや寝ながらできるストレッチなどをしながら、骨盤ベルトを緩いガードル状のものに替えてゆくとお腹に適度な圧をかけてくれるので子宮に負担をかけることなくリフォームすることが可能です。

ステップ3

(産後1か月)

産後1か月を過ぎれば赤ちゃんとの暮らしにも慣れ始め、1か月検診をきっかけに外出もできるようになります。

この頃から産後ガードルを使った本格的な産後リフォームを始めましょう。

子宮は完全に元に戻っているため、骨盤の緩によってついてしまった脂肪や、靭帯や筋肉の緩などを引き締めてヒップアップ効果を目指すためには産後ガードルが有効です。

ヒップアップだけでなくお腹も骨盤も一緒に引き締めてくれる一体型なので一枚身に着けるだけで効果を発揮します。

無理の無いようにステップアップ

無理のない範囲で是非ともチャレンジしてみてください。

産後のリフォームインナーは時期によってサイズや目的が変わってきます。

産後リフォームを始める場合は自分の体がどんな状況なのかよく確認してからにしましょう。

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