産後のおりもの異常は感染症かも
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産後のおりもの異常は感染症かも知れません
産後に気をつけたい病気の一つに、子宮に関わる感染症があります。
おりもの異常というと、産後のイメージがないと思うかもしれませんが、出産後は身体の免疫力が低下してるので、通常の時よりも感染症にかかりやすいのです。
注意したい感染症
この時期に注意したい病気をご紹介いたします。
カンジダ膣炎 (膣カンジダ症)
症状
白色や黄緑色をしていて、おからのようなポソポソとしたおりものが出る。
外陰部や腟内がかゆい。
石鹸や尿がしみる。
などがあります。カンジダ菌は健康な時でも膣内に常在していますが、免疫力が低下している状態だとカンジダ菌が異常増殖していまい、カンジダ膣炎になります。
治療
婦人科を受診し、坐薬や外用薬で治療し、完治するまでは1~2週間ほどです。
体調などで再発することもあるので、症状が出たら治療を繰り返します。
トリコモナス膣炎
症状
黄色、クリーム色のおりものが出る。
細かく泡立ったようなおりものが出る。
悪臭のあるおりものが出る。
排尿時の不快感や痛みがある。
外陰部に強い痒みがでる。
などがあります。トリコモナス原虫という寄生虫が膣内に感染することで起こります。
性行為からの感染が主ですが、タオルや下着、トイレの便座からも感染することがあります。
治療
膣洗浄のあと、内服薬と膣錠で治療します。完治までは、10日ほどです。
内服薬は母乳に移行してしまうため、治療中は授乳はできません。
また、男性が感染している場合、自覚症状がないことが多いので、旦那さんも必ず一緒に病院を受診しましょう。
気になったら受診
産後の身体は、自分で思っているよりも弱っています。いつもと違うなと思ったら、悩まず病院に行きましょう。
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