骨盤の歪み予防対策
骨盤の歪みを予防するために
骨盤が歪まないようにする日常生活でのちょっとしたヒントを紹介。
骨盤の歪みを予防するには
身体の使い方の癖をチェックしてみましょう
複数の骨が集まり、周囲の筋肉で支えられている骨盤はかなりデリケートです。 人は利き腕というものがあるので、ほとんどの場合どちらかに傾きます。 右利きの人と左利きの人では傾き方も違います。 骨盤の歪みもこれと同様で、日常の身体の使い方の癖で歪んでしまうのです。 例えば、骨盤を歪ませる幾つかの行動を上げてみます。
- 1.猫背、猫背気味
- 2.荷物は常に同じ手で持つ
- 3.気がつけば同じ方に脚を組む
- 4.肩掛けバッグはいつも同じ肩にかける
- 5.立っているときの重心はいつも同じ足
- 6.床に座るときはつい横座りをしてしまう
- 7.うつ伏せや横向きになって寝ることが多い
以上は代表的なものですが、身体の左右のバランスを崩す行動が当てはまります。 思い当たる人は出来る限り気をつけてバランスを崩さないように心がけましょう。 それでもこれは癖なのでついやってしまいます。 それに気付いたら反対の行動をしてバランスを取るようにしましょう。 いつもと反対に脚を組んでみたり、反対の肩に鞄をかけてみると居心地が悪いのが分かります。 それが身体の歪みです。
ハイヒールも要注意
歪み・・骨盤が開く感覚を強めるものにハイヒールがあります。 重心が高くなり、踵が上がることで前傾となりやすいため、バランスを取ろうとして脚の前側の筋肉が発達し、後側の筋肉が負けてしまい、その体勢に従って骨盤が後ろに傾きがちになります。 その状態でバランスをとるために上体はやや猫背になる傾向にあります。 このとき大腿骨の付け根が外側に開くようになるので骨盤が開いたように感じるのです。
これを防ぐには、青竹踏みの要領で踵を付けたまま爪先を上に上げるストレッチをするか、骨盤ベルトを上手に使って骨盤周囲のインナーマッスルの筋力を補強してあげれば良いのです。 歩きやすい靴を履くのが理想ですが、そうもいかないので骨盤ケア、インナーマッスルケアは定期的に心がけたいところです。
簡単にできる方法で筋力アップする
身体の使い方で前後左右の筋力のバランスが崩れ、運動不足が重なると骨盤は歪んだり開いたように感じたりするので、日頃は一駅くらい歩くとか、できるだけ階段を使うなど、身体を使うようにしましょう。 その時、身体の内側の筋肉、つまりインナーマッスルを使うようにするのがポイントです。 インナーマッスルが使われている時は姿勢が良いのが特徴です。 つまり、姿勢を正しくして、その状態を保ったまま一駅歩く、階段を上るというだけでずいぶん違ってくるはずですよ。
現代社会には骨盤を歪ませる要因がいっぱいで、私たちはそんな中で暮らしています。
でもちょっとした工夫でそれを改善する事はできるんです。 私自身ができましたから。 大切なのは、ちょっとしたことの積み重ねと、それを習慣化していくことなんです。 一緒にがんばってみませんか?