忙しいママにおすすめしたい運動しないダイエット法
ダイエットの鉄則、“運動”をすること。そんなことはわかっているけど、できないんだもん仕方ないでしょ!?というママたちへ。
忙しいママにおすすめ!運動しないダイエット
運動なしで痩せる方法を、世の中のママたちの悩みを取り上げながらみていくことにしましょう。
ママたちの実際
まずはママたちの実際の状況からみていきます。
Aママさんの場合
産後に太り始めて今63キロあります。(3月時点)
5月までに40キロ台まで痩せたいのですが、どうしたら痩せられますか?
Bママさんの場合
母乳育児をしていて、最初の5カ月は何を食べても痩せていったのですが6カ月を超えてから急に太りだしました。服もきつくなりどうしようか悩んでいます。
母乳も引き続きあげているし食生活はいきなり変えられないし、睡眠不足もあって激しい運動もやりたくないのですが、どうしたらいいのでしょうか。
Cママさんの場合
産後なかなか痩せられなくて困っています。お金をかけずに痩せられる方法はありますか?
痩せるサプリを飲んだり、おやつは無しなどカロリーにも気をつけていますが全く変わらずで、どうしたら痩せるのか途方に暮れた状態です。
共通の悩み
意外にというか、やはりというか、そう簡単には痩せられず、みなさん悩んでおられるようですね。
ではこのママさんたちへのアドバイスとしておすすめのダイエット方法を御紹介したいと思います。
ダイエットの原則なんてわかってる
そもそもダイエットというのは、摂取カロリー<消費カロリーが日々の生活の中で守られていれば太らず、特別なダイエットなどしなくてもいいのですが、食べたいもの、甘いもの、カロリーは気にしないなんていう生活になれば、あっという間に摂取カロリ>消費カロリーとなり、それこそ瞬く間に太ってしまうのです。
またそれが産後であれば、余計に脂肪をため込む体質になっているので太りやすく、しかも痩せにくいという状況になっているのです。
産後が太りやすい原因は次の通り
- 妊娠中の胎児保護という本能に従った身体の変化がそのまま皮下脂肪として残る。
- ホルモンバランスの変化で筋力が低下し基礎代謝が落ちている。
- 運動不足によって代謝が低下する。
- ついついカロリーオーバーな食事をしてしまう。
でもママさんたちは忙しくて大変なんです
専業主婦のママさんでも働いているママでも、とにかく日々時間に追われ1日があっという間に終わってしまう・・それがママというお仕事。
仕事に復帰しているママであれば「え?もうこの時間??」とか「まるで土日が存在しないような時間の経過・・」なんていうママもいるくらいです。
とにかく休業日がない育児や家事。
そんな忙しいママでも、改めてダイエットをする時間を確保せずとも痩せられる方法をご紹介します!
運動にこだわらなくても痩せる方法
運動をせずともその他の方法で何とか痩せたいというママへ。
運動せずに痩せると言われて想像するダイエット方法は、食事制限?と思う方が多いと思います。もちろんそれも大事なのですが、実はそれだけではないのです。
温める、温活ダイエット
冷えは身体によくない、ダイエットにも悪影響だと言われているのは体温が低いと代謝が下がるから。
代謝を下げるとは、体温が下がっているということ。つまり冷えている状態。
体温が下がると身体がなんとかして生命を維持しようと身体の機能を下げて、体温を保持しようと脂肪を蓄えようとします。そのため痩せにくく太りやすくなってしまうのです。
また身体が冷えて代謝が落ちると太りやすくなるどころか、血液の循環も低下してくるため免疫が低下してしまい、さらに顔色も悪くなり、化粧ノリも悪くなる、乾燥しやすくなるなど、美容においても悪いことばかりです。
そのためダイエット(エネルギーを消費させる)や美容活動には温めるということがとても大事なのです。
では何をどのように温めればダイエットになるのかみていきましょう。
温活ダイエット
女優の釈由美子さんもやっているという腹巻によるダイエット法。女性は特にお腹を冷やしちゃダメと言い切る釈由美子さん。確かに昔から【身体の冷えは万病のもと】とも言われているくらいです。
釈由美子さんも推奨する温活とは、お腹を温めることでくびれを作るというもの。食べたいものは食べたい。でも職業柄痩せないといけない。かなり美に対して、スタイルに対してストイックだとも言われている彼女が、クビレに効果があるのは毎日付けている腹巻だ!とブログで紹介しています。
春でも夏でも欠かさずに腹巻!汗が噴き出して燃えている感があり、お灸を置いているような熱さになることもあるとか。
これが、ママになってもくびれの美しい体形を維持されている秘訣なわけですね。
また大手食品メーカーのキリンでも温活についてレポートがあったりします。
腸温活
身体を冷やさないように・・というのは、実は特に!暑い夏にこそ気をつけたいものなのです。
暑いからクーラーの効いた部屋で冷たいものを飲む。それも身体を冷やし体温を下げる要因です。でも熱中症も心配なので無理は禁物。冷たくない水分を補給するなど、バランスよく状況を判断しましょう。決して無理のないように。
腸を温めることで腸の活動を良くし、体調管理を正し、健康な生活送りましょう!というのが腸温活。もちろん腸をあたためることで結果的にダイエットにつながるというところがポイント。
暴飲暴食を避けて、オクラ、ゴボウ、人参などの野菜類や、豆類を使ったスープなどを摂って、主食の代わりとして食べることがおすすめです。野菜は栄養もたっぷり、そしてカロリーも少なく、身体も温まるという、いいところばかりなのです。
また『日本人は冷えている』という説に基づいて『腸温活プロジェクト』といわれるものも立ちあげられています。
腸温活がどのように良いとされるのか参考にしてみてください。
発汗
ダイエットにおいて発汗は大変重要な要素でもあります。
発汗とダイエットとの関係をみていきましょう。
”発汗”と”ダイエット”というフレーズの組み合わせでネット検索をしていると出るわ出るわ、情報がわんさか出てきます。
一部には「汗をかいても痩せない。」という悩みも見受けられました。発汗、つまり汗をかくということは痩せるということなのでしょうか?体内から汗として水分がでていくと痩せるのであれば、水分補給をしたら元に戻ってしまうのでは?という根本的な疑問も湧いてきます。それらも考えわせると、正しい発汗について知識を蓄える必要がありそうです。
発汗量=水分量・・汗をかくとその分水分が体外にでるため、その分体重は減ります。一時的にですが減ります。
つまり、発汗スーツや発汗ベルトを使って汗をかいたとしても、減ったのは脂肪ではなく水分ということになります。
発汗=ダイエット・・に直結しないということがわかりますよね。
では痩せるメカニズムはどうなっているのか。それを探っていきます。
汗をかく発汗活動よりも、余分な脂肪を燃やすための代謝を活発にする活動こそがダイエットなのです。結果として発汗する場合もあれば、基礎代謝が高ければ特に目立つ発汗がなくても痩せていく場合だってあるのです。
代謝、基礎代謝を高める
汗をあまりかかないのに痩せている・・という人は基礎代謝が高いということも言えるのです。つまり、身体の脂肪を燃焼させる力が高いということですね。
では基礎代謝を高めるにはどうしたらいいのか。
まずは自分の基礎代謝の数値について知っておきましょう。
基礎代謝の求め方<女性の場合>
665+9.6×体重Kg+1.7×身長cm-7.0×年齢
例えば30歳、160センチ、60キロの人の場合は、
665+9.6×60+1.7×160-7.0×30となり、基礎代謝は1303kcalとなります。
基本的に基礎代謝はkcalキロカロリーで表します。
一般的に女性の20代前後は1200kcal/日が平均と言われています。そのため160センチ60キロの30歳の場合の1303kcal/日の代謝量は妥当と言えるでしょう。
基礎代謝をあげるには、新陳代謝を活発にしてあげることが代謝アップにつながります。代謝がいいと脂肪が燃えやすい状態にあるということになるのでダイエットの近道になるということですね。
温活1)お風呂に入って身体をあたためる
全身の血行がよくなり、こりやむくみ防止にもなる。血行がよくなることで代謝がアップします。
またお風呂に入ったときに発汗をすることで体内にある老廃物が排出され、血行がさらによくなります。
温活2)基礎代謝をアップさせる食事
基礎代謝を高める食品の例
- トウガラシ・・トウガラシに含まれるカプサイシンには身体を温めたり、脂肪の燃焼を高める効果があります。
- 鳥肉・・・・・カロリーが低く、筋肉(脂肪を燃焼させるためには不可欠)の元となるたんぱく質が多く含まれています。特にささみは脂分も少なくいろいろなお料理に使えるのでおすすめです。
- 魚・・・・・・いわし、さば、さんまなど青魚と言われている魚。糖質や脂質を燃焼させることに働きかけるビタミンB1やビタミンB2が含まれています。
- しょうが・・・身体を温めることに良く使われますよね。しょうがはちみつスープやドリンクなど。しょうがに含まれるジンゲロンには血行を促進させ、身体を温める効果が期待できます。
このように運動をせずとも痩せられる方法は身体を温める、代謝をアップさせるというところにポイントがあるのですね。
引き締め
では次に引き締め。
コルセットなどでキュッときつく締め付けることでその細さになるのか・・というと、実はそうでもありません。
昔のヨーロッパなどではコルセットでひたすら締めあげ、ウエスト部分を締め付けさせスタイルをキープしてきました。女性の中には呼吸ができずに倒れる人もいたりとしたそうです。締め付け=引き締め・・と思われていたようですね。
現代でも毎日締め付けていれば、そのうちその細さになるだろう・・という引き締めダイエットをやっている人も大勢いるようですね。
忙しい日常に負われている生活の中では、適度な引き締めは緊張感に繋がることもあり、痩せようという意識付けには良いこともあるでしょう。しかし、過度な締め付けは内臓を圧迫し、呼吸を乱します。呼吸が乱れているときちんと酸素が回らずに貧血になったりする可能性も否定できません。
ですから、まずは無理な締め付けはやめましょう。
では、できるだけ運動しないで身体を引き締める方法にはどんなものがあるでしょうか。
特にママの間で流行っている、身体を引き締めるためのダイエットを紹介していきましょう。
引き締めたい箇所ランキング(女性誌より)
8位 頬
7位 背中
6位 ふくらはぎ
5位 あご
4位 二の腕
3位 お尻
2位 太もも
1位 お腹、ウエスト
とのことです。
やっぱりキュッと引き締まったウエストやペタンコのお腹はあこがれますよね。
ではお腹を引き締めるためのダイエット、特に運動をせずとも痩せられる、引き締められる方法を探してみました。
その1:ダイエットベルト系装着
ウエストサウナベルトや加圧ベルトなどとして発売されています。
服の下に装着するだけなので、毎日つけてシェイプアップ。忙しいママにも生活をしながら、仕事をしながら、家事をしながらでも引き締めが期待できる一品です。
温めて発汗を促して血行がよくなると代謝もよくなり、脂肪が燃焼しやすくなるという流れですね。
注意したいのは締め過ぎないことです。
例)サウナ腹巻、サウナ発汗ベルト、スリムベルト
その2:ガードルなどの下着系装着
履くだけ、付けるだけでシェイプアップ効果が期待できるということで、産後及び産後期を終えたママたちには根強い人気です。
ウエストから特に下腹部が温められることで温腸活にもなり、代謝があがりダイエット効果もあるという産後ガードルもあります。
単に腹巻をつけるよりもキュッと引き締まる感じが良いと口コミでも人気になったガードルもあります。
こちらも気をつけたいのは締め過ぎないことです。
例)加圧腹巻やお腹引き締めパンツ、スタイルアップガードル、産後ガードルなど。
その3:マッサージ系のダイエット器具使用
気になる部分にあててマッサージをすることでメリハリボディを目指す。
テレビを見ながら、入浴しながらボディケアができるというすぐれモノ。
超音波によって脂肪を溶かし、脂肪細胞を破壊するというダイエット器具もあり、痩身エステなどに通うより安いということで使う人も多いようです。
こちらで気をつけたいのは継続するということでしょうか。
例)ヤーマンの家庭用キャビテーションなど
このように3つを並べてみると、お腹を温める、下半身を温めるという温活が元になっているようですね。
前述した釈由美子さんの腹巻のエピソードにしても、やはり痩せる、シェイプアップするには温めることが不可欠ということが明確になってきました。
温活、腸温活のまとめ
運動をせずとも痩せられる方法として、温活から代謝のお話、引き締めについてご紹介させていただきました。
楽して痩せたいというのはみんな一緒です(笑)
ダイエット=体重を落とす・・だけではない、また、汗を出す=痩せる・・という意味ではない、ということがご理解いただけましたでしょうか。
日々時間に追われている忙しいママたちにとって、楽にすっきりスリムになれる方法として参考になればうれしい限りです。
ご自身にあったベストな方法でシェイプアップしましょう!
上記でご案内した温活も含めてぜひお試しくださいね。
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