マタニティーブルーとは
- 2014.05.19
- 産後ママの悩み 産後に気をつけたい病気
- マタニティブルー, 産後うつ, ホルモンバランス
マタニティブルーとは
辛い出産を乗り越えて、やっとかわいい赤ちゃんが生まれてきたのに突然悲しくなったり、わけもなく涙があふれたり、不安でしかたなくなったり、何もやる気が起きないなどの症状に悩まされるママはたくさんいます。日本人は2人に1人がこのような出産直後の情緒不安を経験しているというデータもあるそうです。
マタニティーブルーの要因
これはマタニティブルー(マタニティブルーズ)と言われていて出産の疲れや、慣れない育児による疲れや睡眠不足、育児に対するプレッシャーや孤独感などが要因とされています。
また、お産の後は急激にホルモンバランスが変化することも、ママの精神状態に大きく影響を与えます。
妊娠中は、女性ホルモンをはじめとする多種類のホルモンが胎盤でつくられます。しかし、胎盤が体外に排出されてしまうことでホルモンは急激に減少します。こうした急激なホルモンの変化に体がついていけず、多くの女性が一時的に情緒不安定となってしまうとされています。
マタニティーブルーの対処について
まず、マタニティブルーは短期的なものなので心配しないこと。殆どの人が10日前後で治るものと認識しておきましょう。情緒不安定のピークは産後5日目頃で、それ以降は回復していくことが多いものなのです。
どんな人でもマタニティブルーになる可能性はあります。
マタニティブルーは心が弱いからなるものではないのです。
今は不安かもしれませんが、無理に前向きになろうと焦らないことが大切です。ただ、そのまま不安や悲しい気持ちを感じてみてください。時が解決してくれますから。
下に他の人のマタニティブルー体験を載せておきます。同じ症状で悩んでいる人はあなただけではないことを知っておくのも良いと思います。
マタニティブルー体験いろいろ
・生後2日目に窓から空を見ていたら、わけもなく涙があふれて止まらなかった。
・帝王切開で産んだことにショックを受けてしまい、涙が止まらない。お見舞いに来てくれた人の言葉を気に病んで自分はダメな母親なのではないかとくよくよしてしまった。
・赤ちゃんが可愛いと思えず、どうしていいかわからなくなってしまった。
・とにかく何もしたくない。
・この先、子供と一緒に生きていけるのか、不安に襲われた。
マタニティブルーに悩まされる方はたくさんいます。出産はどんなママにとっても大変な大仕事です。辛い時は無理せず、周りに頼って、まずは自分自身を労わってあげてくださいね!
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