帝王切開での産後の体形戻し
帝王切開での産後の体形戻しのコツ
「帝王切開で出産したから」といって、産後の体形戻しを諦める必要はありません。今回は、帝王切開時の産後ダイエットについて、まとめてみます。
帝王切開でも産後ダイエットは可能!
「帝王切開だったから、骨盤は開いていない」「傷があるから、産後ガードルは使えない」と思い込んでいませんか?
確かに、帝王切開のほうが自然分娩よりも骨盤の開きは小さめですが、妊娠した時から出産を目指して骨盤は少しずつ開いています。
ですから、帝王切開でも骨盤矯正は必要です。
優先すべきは「傷の回復」
帝王切開の傷のためには固定したほうがよいので、手術の後ガーゼの上からやさしくウエストニッパーで巻かれたという方も多いのではないでしょうか。
ただ退院後、自分で巻くには勇気が必要。
やはり、傷口が落ち着くまではニッパーやガードルはしないほうが無難です。1ヶ月検診で医師に相談し、OKが出たら着用を開始するようにしましょう。
まずはマジックテープやアジャスターで調節できるものや、ワンサイズ大き目のものからスタートさせると安心です。
お腹を押さえつけるものは傷口の負担になりますので、骨盤を締めるものを選び、慎重に着脱しましょう。
傷口を目立たなくするために
帝王切開の場合、お腹のたるみももちろんですが、傷が残ってしまうことに悩む方も多いと思います。傷をきれいに治したい気持ちは分かりますが、まずは傷口をちゃんと塞ぐことが先決。医師に処方されたお薬を、きちんと塗ることから始めましょう。
抜糸も済んで、傷が落ち着いてきたら、テーピングで傷口を細くするように固定していくと、だんだんと傷が細く目立ちにくくなります。体質もありますので「少しでもきれいになれば」というくらいの気持ちで、取り組んでください。
傷はどうしても残りますが、それはいつまでも消えない出産の勲章。考え方を変えると、愛おしいものに思えてきます。
帝王切開での出産は、体形戻しだけでなく傷口のケアも大切にしたいもの。退院前に医師に相談して、用意しておいた方がいいケアグッズなどをチェックしておくようにしましょう。
-
前の記事
産後ガードルと運動の関係 2016.12.26
-
次の記事
貧血予防の食材とレシピ 2016.12.27