産後の生理不順について
- 2015.11.26
- 産後ママの悩み
- 生理と悪露の見分け方, 産後の生理不順, 産後の生理再開
産後の生理不順について
産後の生理
産後の生理再開は1か月~1年が目安
産後、生理が再開する時期は、平均して産後8カ月です。70~80%の人がこの時期に生理が再開します。また、母乳をあげている人は生理再開が遅く、あげていない人は早い傾向にあります。
これは、母乳を分泌するための「プロラクチン」というホルモンが、排卵を抑制する働きをもっているからです。ですが、母乳をあげていても、産後1か月で生理が再開する人もいれば、母乳をあげていないのに1年後に再開したという人もいます。
また、ストレスが多くかかると、再開が遅くなることもありますので、あまり頑張りすぎず、たまには赤ちゃんの世話をパパにお願いし、疲れやストレスを溜めすぎないようにしましょう。
生理再開が遅い時は受信を
もし、生理の再開が遅いようでしたら、婦人科の受診をオススメします。
病院を受診する目安としては
・断乳して3カ月以上経っている
・出産後1年以上経っている
他にも、不安に感じることがあったら、病院に行ってみましょう。
生理と悪露の見分け方
産後1~2カ月といった早い段階での生理は、悪露と区別が難しいです。
悪露は大体6~10週間ほど続き、徐々に白っぽくなり、量も少なくなっていきます。1度悪露がとまって再度赤い出血があり、それが4~5日でおさまるようなら、生理の可能性も高いです。
ただし、1週間以上も出血が続いたり、量があまりに多い場合は、不正出血の可能性もありますので、素人目で判断せずに産婦人科を受診してください。
生理と生理の間の出血
生理と生理の間に、2~3日出血をする事がありますが、そのままにしておいて大丈夫です。
この時期の出血を「排卵時出血」と言い、体の異状ではないので、2~3日程度の出血であれば、問題ありません。
それ以上続くようであれば、病院に行きましょう。
産後の生理不順を改善するには
産後の生理不順は、ストレスによるところが大きいです。
子宮の動きは、脳の中でコントロールされており、慣れない育児でストレスがたまって脳が疲れていたり、ホルモンのバランスが元に戻っていないと、子宮の動きも鈍くなり、どうしても生理不順になりがちです。
20~30分でもいいので、身近な人に赤ちゃんのお世話をお願いし、目をつぶるだけでも、効果がありますよ。
また、身体、特に子宮回りを温めることも生理不順の改善につながります。
身体を温める下着、産後ガードルを使う
骨盤を締めながら、身体を温めてくれるトピナガードルなどを着用すれば、産後ダイエットにもなるので、オススメです。
トピナガードルの詳細はこちらで確認してみてください。
産後の身体の回復は人によって様々です。
身体の回復について不安に感じる事があれば、病院を受診することで解消できることもあります。
100人いれば、回復の仕方も100通り!あまり思い詰めず、楽しい育児ライフを送ってください!
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