妊娠から出産までの大変な10カ月

妊娠から出産までの大変な10カ月

二人の子どもを妊娠、出産して、妊婦時期を2回経験しました。それまでの私は妊婦さんを町で見かけると、「お腹に赤ちゃんがいるんだな。幸せそうだな」という風に感じていて、憧れのような気持ちを抱いていました。

『妊婦さんは思ったよりも大変だなと実感』

・つわり

しかし実際に自分が妊婦になると、赤ちゃんがお腹にいる幸せ以上と同時に、色々な大変さを感じて、妊婦ってこんなに大変だったんだとびっくりしました。

まず赤ちゃんがお腹にいるとわかってからすぐに襲ってきたつわりに、心が折れそうになりました。一人目も、二人目も安定期まで2ヶ月弱つわりが続きましたが、食事がまともに食べられないという辛さを始めて味わいました。

・安定期

安定期に入ると私の場合は順調だったので、つかの間の穏やかな時間という感じでした。一人目の時はつわりがなくなったのでこれで妊婦生活は穏やかに送れると思ったのですが、妊娠後期に入ると再び大変な時期が襲ってきました。

・胎動

お腹が大きくなり動作をするにもしんどいということがありましたし、腰痛が出てきたりと体の不具合も出てきました。

横になって寝ようとしてもどういう体勢が心地良いのかわからず、胎動もありぐっすり寝られないということもありました。赤ちゃんがいて圧迫されることにより、尿が近くなったりという体の変化もありました。

・高血圧

一人目の時には高血圧になったことがありましたし、二人目の時には貧血になるということもあり、出産までには体調を整えておかないといけないという焦りを感じました。体重もつわりが終わって好きなだけ食べていると増えすぎてしまうことがあり、体重管理をする必要がありますし、プラス10㎏程度を目標にして適正体重でいようという気持ちを維持していくのも大変でした。

・臨月・不安

そして臨月になると襲ってきたのが、出産に対して感じる不安でした。どういうお産になるのかなという不安が二回ともありましたし、結果的には安産でしたがお産が怖いという気持ちは常にありました。前駆陣痛も出てくるようになり、頻繁にお腹が張るようになり、いつお産がくるのかなと思いましたし、前駆陣痛も痛くてしんどかったです。

・安堵

出産をした時には妊婦期間が終わったという安堵感も感じましたし、お腹の子どもを守らないと、順調に育てないといけないという気持ちも持ち続けていて日常生活を気負いながら送っているような感覚がありました。

妊婦さんに対して今まで幸せというイメージしか持っていませんでしたが、自分が妊婦を経験することで色々大変なことがわかりましたし、今は妊婦さんを見ても大変だな、頑張ってほしいなという風な気持ちを持つようになっています。