いっぱいある産後ガードルの素材について
- 2017.01.20
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産後ガードルはどんな素材がいいの?
産後ガードルは直接肌に身に着けるものですから、素材にはこだわりたいですね。しかし、どのような素材であれば肌に優しいといえるのでしょうか?
今回はガードルに使用されている素材についてまとめてみました。
産後ガードルに使用されている素材
ガードルの主な素材は、ポリエステル、ナイロン、綿です。まずはそれぞれの素材のメリットとデメリットについてみていきましょう。
ナイロン
ガードル製品の9割近くがこのナイロン製です。
ナイロンは石油を原料とする合成繊維で、弾力性が高く発色性が良いことから広く普及し、下着、洋服に限らずカーテンやソファなどあらゆるものに使用されています。普及したことで製造コストが下がり、さらに広く用いられるようになっています。
メリット
ナイロンのメリットとしては、まずしわになりにくいということが挙げられます。これは素材が持っている弾力性によるものです。また、親水性、吸水性が高く、汗を吸収してくれます。最近のナイロンはこれに加え、速乾機能を加えたものもでていますので、汗対策にはぴったりの素材でしょう。さらに、肌触りはポリエステルよりナイロンの方が良いといえます。
デメリット
ナイロンは吸湿性が弱いため、静電気の原因になりやすいといえます。そのため、ナイロン製のガードルは冬場には注意が必要です。
ナイロンには親水性があり、汗と反応することがあります。そのため肌の弱い人や敏感肌状態の場合にナイロン特有の被れを生じさせることがあります。
また、ナイロンも化学繊維の一種であるため、においがこもりやすいという側面があります。
ポリエステル
ワイシャツやブラウスに使われることの多いポリエステルは、合成繊維のひとつです。ガードルの場合には、ナイロンと一緒に使われることが多いようです。
メリット
綿のようにしわが寄ったり、洗濯によって縮みにくいため、取り扱いのしやすい素材であるといえます。また、吸湿性が低いため、汗が良く乾くというメリットがあります。汗をかいても乾きやすい性質をもつので、多くのスポーツウェアなどで用いられることが多い素材です。
デメリット
ポリエステルは色がつきやすいので、デニムなどと一緒に洗うと色移りしてしまうことがあります。また、綿に比べて通気性が悪いため、織物や編み物の密度が高いと蒸れやすくなります。
綿(コットン)
下着には綿100%の製品が多いですが、最近では天然繊維の欠点を補うために、綿とポリエステルを混ぜたものも多く見られます。
メリット
綿のメリットは、なんといってもその優しい肌心地でしょう。敏感肌の人であっても、安心して身に着けることができます。また、吸水性も高く、汗をしっかりと吸い込んでくれます。
デメリット
綿は繊細な素材なので、縮みやすく、また毛羽立ちも起こりやすいです。そのため、洗濯の際には注意が必要になります。天然素材であるため、繊維の先端が摩耗しやすく、汚れも付きやすいことがあります。
素材の選び方
基本的にガードルはナイロンやポリエステルからできており、汗対策はしやすいと思います。
ただ、夏はどうしても蒸れてしまうので、メッシュ状になっているガードルを選ぶと良いでしょう。
肌触りについては製品ごとに異なりますので、可能であれば実際の商品を手に取ってみるとよいですね。
肌が弱い方であれば、内側が綿素材になっているガードルがおすすめです。
また、産後ガードルの中には素材にこだわったものもあります。
綿とポリエステルの良い点を併せ持つ混紡繊維T/C、保温性、速乾性に優れたポリプロピレン、蓄熱性を持つアクリルなど。
それぞれを絡み合わせて機能性を持たせた繊維など、また追って追記していきます。
産後ガードルを選ぶ際にはつい機能や価格ばかりを重視してしまいますが、実際肌にふれた感じや汗を吸い込むかという点も非常に重要です。
産後ガードルを選ぶときには、ぜひ素材にも着目してみてくださいね。
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