加圧スパッツは産後のママにどの程度有効?
- 2017.07.15
- 産後用ガードルの特徴
- 産後ガードル, 骨盤ケア, 普通のガードル, 代謝を上げる

スパッツというと、スポーツをするときに履くものというイメージが強いものですが、最近ではメディカルスパッツや加圧スパッツなど様々なものが販売されていますね。
今回は、そんな多機能化してきている注目のスパッツが産後のママにどの程度有効なのかという点について検証していきましょう。
加圧スパッツは骨盤を締められる?
産後ガードルの着用が推奨される第一の目的として外せないのが、出産後ゆるんで歪んでしまった骨盤を締めていくという働きです。
スパッツの中でも加圧機能を持つ商品にも、その効果があるのでしょうか?
良く骨盤が緩んでいたり歪んでいると太りやすいと言われますよね。産後ではなく日常の生活の中で例えば足を組むだとか、横座りをするといった姿勢が原因で起こる骨盤の傾きや歪みに対しては、これらのスパッツは非常に効果的だとされています。
ただ、出産にともなう骨盤の歪みというのは、3000グラム以上もの赤ちゃんを10ヵ月もの間支えてきたことによるものとは比べ物になりません。それを締めるのには、加圧スパッツでも難しいものがあります。またそもそも産後のママの身体用に作られているものではないため、締め付けがある意味きつく血流を阻害してしまうことも考えられます。
そういった意味から考えると加圧スパッツは、ダイエットにはある意味有効だとしても、産後のママには適さないということが分かります。
産後ガードルは何故産後のママにいいの?
では、スパッツなどと違って産後ガードルが何故、産後のママの身体に最適だと言われるのかをお話していきましょう。
産後ガードルはスパッツや普通のガードルとは違って、お腹周りの締め付け具合が産後のママの身体を想定して作られています。その為、適度に締めながら筋肉を動かすことが出来るので、ダイエット機能はもちろん、骨盤を安定させながら整えていくことが可能です。
また骨盤を締めながら筋肉を動かすことで筋肉自体の張り具合の補正もできることから、代謝を上げることが出来るという優れものなのです。
産後のママの身体はその後の育児もあるし、大事にしなくてはいけません。そういう意味でもママの身体を考えて作られた産後ガードルが安心ですね。
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