産後ガードルのつけ方は?

産後ガードルのつけ方は?

子どもが生まれるまでガードルになじみがなく、「どうやって産後ガードルをつけていいのかわからない」という人は多いです。また、なかなか聞けないのが…そう、ガードルをつける際の「下着事情」についてです。ガードルをつける際には、下着は身に着けるのでしょうか?

産後ガードルのつけ方

今回は、ガードルの装着方法について詳しくご説明します。

ベルト付き産後ガードルのつけ方

産後ガードルによっても形状が異なりますので、ここでは「ベルト付産後ガードル」を念頭に、装着方法を説明していきます。

まず、産後ガードルのウエスト部分を持って、ウエストのフロントライン(中心線)がずれないように引き上げます。このとき、ウエストを外に折り返すか、または広げるようにもつとはきやすくなります。まずはお尻、つぎにお腹、という順番で引き上げていくと良いでしょう。ガードルをウエストまで引き上げたら、お腹の部分がしっかり隠れるよう、さらに調整し、ホックをとめます。このとき、きつく締め付けないように注意してください。

次に、太ももの部分に手を入れ、太もものお肉をお尻まで引き上げましょう。ショートタイプの場合には太もも部分から、ロングタイプの場合には腰の部分から手を入れるとお肉を流しやすいです。最後に腰のベルトを装着したら完成です。

 

着たらに体を動かしてみる

産後ガードルを装着したら、一度軽い運動をしてみましょう。足を上げてみたり、屈伸してみたり、前かがみになってみて違和感がないか確認するのです。もし違和感がなければ、きちんとガードルがはけている証拠ですので大丈夫です。逆に、ヒップやウエスト部分が余っていたり、ゴムの部分がお肉に食い込んでいるようであれば、サイズがあっていません。もう一度調整をし直し、それでも合わないようであればサイズ変更を検討しましょう。

 

基本的には下着不要

産後ガードルの多くは「一枚でも着られる」ことをウリにしています。つまり、ショーツなどは身につけないで、ガードルを直に身に着けるものなのです。しかし、「直に身に着けるのは抵抗がある…」「毎日履きたいから直接ふれたくない」という人もいますよね。

そのような方はショーツの上からガードルを身に着けるようにしましょう。実際、ふつうのガードルを身に着けている人の8割近くがショーツの上から履いているという統計もでています(http://www.wacoal.jp/c/brapan/2016/02/90.php)。ショーツをはいていれば、急な生理やおりものがあっても安心ですね。

なお、産後ガードルを汚したくないからといって生理用ナプキンやパンティライナーを着用する人がいますが、これはあまりおすすめできません。産後ガードルにナプキンをつけることで、デリケートゾーンが蒸れやすくなり、かゆみがでてしまうことがあるからです。基本的にはショーツをはくようにし、何かトラブルがあるときだけこういったグッズを使いましょう。

産後ガードルは複数用意しておく

産後ガードルを一着用意し、これを着まわす人が多いですが、産後ガードルは複数枚用意する方が良いといえます。衛生面からも好ましくないですし、日によって適切な産後ガードルのタイプが異なるからです。できればロングタイプ、ショートタイプの両方を用意し、サポート力の違いによって昼・夜で使い分けるようにしましょう。