産後クライシスになるのはママだけじゃない
産後クライシスになるのはママだけじゃない
産後、多くのママさんが陥ってしまうとされているのがホルモンバランスの乱れによる産後クライシスや産後鬱です。
生活が突然がらりと変化し、何故泣き続けているのか分からない我が子に四苦八苦になってしまう状態のことを指すそうです。
私は今の今まで、この産後うつや産後クライシスというのは産んだ側であるママさんに多いものだと思っていました。
しかし、赤すぐネットを読んでいると、どうやらママさんだけではなく、パパである旦那さんもなってしまう人がいるということが分かりました。
環境が目紛しく変わるのはパパもママも同じということです。確かに子育てを担うのは主にママなので大変なのはママのほうが比率はダントツです。
がしかし、大抵の人は里帰りをしていて産前産後二ヶ月はパパと離れて過ごしています。
その間パパは赤ちゃんがいる生活が全く想像出来ません。
全くシミュレーションも出来ない中、二ヶ月後に帰ってきて、さあ赤ちゃんと同居生活を始めましょうとなるわけです。
少なくともママは、頼れる実母がいた中とは言え、一ヶ月先に赤ちゃんとの生活を始めているので0スタートのパパより慣れ始めています。
もちろんパパは困惑しますね。何にも知らない分からないんですもん。
ただでさえ男性は父性がつき始めるのが遅いといいます。
●すれ違い食い違いから発展・・
しかし女性というのは元より自分勝手な生き物で、旦那さんも自分と同じスタートラインにいるものと生活を始めます。
だからパパとママの間で食い違いが始まり、ママの中で、パパは使い物にならない、私がこんなに苦労しているのにどうして分かってくれないの、となり、旦那さんに対する当たりが強くなります。
これでは旦那さんがあまりに不憫です。旦那さんも産後クライシスや鬱になってしまいます。
これは私が大学時代に学んだことなのですが、男性は女性のように察することが出来ない生き物です。
女性はよく「この大変な状況を見ているのにどうして手伝ってくれないの分かってくれないの」と言います。
私も言ってしまいますし思ってしまいます。
●回避はできる
でも男性側からしたら、見ています。見ているけれど、女性側が何も言ってこないので、何もしないのです。
つまり逆の意味でとると、言えばやってくれるんです。
実際私の旦那さんも言えば食器を運んでくれたり台拭きをしたりしてくれます。
いちいち言わなきゃやってくれないのかと、面倒ではありますが、一言言うだけでやってくれるならそれくらい飲みましょう。
もちろん理想としては言わずにやってくれることがありがたいのですが、男性はそれが出来ない生き物なのです。女性側である私たちが理解してあげましょう。
この点を踏まえておくだけで、お互いが産後クライシスや鬱になることが少しは避けられるのではないかなと思っています。
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