産後ガードルは悪露に影響ある?

産後ガードルは悪露に影響ある?

産後ガードルは悪露に影響ある?

産後、不快な悪露に悩まされるかもしれません。しかし、産後ガードルをなるべく早く使用したいと思う方もいるでしょう。産後ガードルが悪露に及ぼす影響について、考えたいと思います。

悪露の対処と産後ガードル

産後の悪露は通常、産褥パッドや生理用ナプキンで吸収させます。特に出産後2日間ぐらいは、悪露の量も多いため、サイズの大きい産褥パッドが必要となり、ガードルは使用しにくいでしょう。

悪露が元の白いおりものに戻るには、およそ4~5週間かかるといわれています。骨盤の歪みも、この間に元に戻せるならば戻したいという方もいるはずです。

その場合、ガードルを使用することによって悪露の量が変わるのではないかと感じるかもしれません。

おなか周りを締め付けることで、一時的に悪露が出やすい状態になるかもしれませんが、悪露全体の量が増える、ということではないでしょう。

インターネット上では、骨盤の締め付けと悪露の量は関係ないという説や、ガードルで締め付けたために悪露の量が増えたように感じるという話などがありますが、個人差がある場合もあるので、どうしてもガードルを早く使用したい場合は、ガードルを使用しながら経過を観察するのがよいかもしれません。

 

産後ガードルは悪露が終わる時期に影響はある?

基本的には、悪露の量や色が落ち着いてからガードルをつけるという方が多いようです。

骨盤の歪みを少しでも早く治すため産後すぐにガードルを使用したい方は、ガードルの使用によって、悪露が出る期間が長過ぎになっていないか、体調に変化がないかなどに留意しましょう。

 

産後ガードルは悪露があるうちは利用しないほうがいいの?

産後、悪露があるうちは、産褥パッドやナプキン、産褥期専用ショーツを使用する方が多いのではないでしょうか。

特に出産直後は、とにかく楽なものを身につけたいと感じるでしょう。そこで無理やり産後ガードルを使用するのは、ハードなタイプのものである場合あまりおすすめしませんが、個人がよいと思うタイミングであれば、体に負担の少ないものを使用するのは悪くないかもしれません。

ガードルを使用したことによって悪露の量が増えたと感じたり、悪露が出る期間が長過ぎる場合など、少しでも気になることがある方は、病院で医師の診断を受けましょう。

産前、産褥、産後とステージが変わっていき、悩みや心配事も尽きませんが、同じようなことをみなさん感じているものなので、周りの方との情報交換や、医師への相談を積極的にしていきましょう。