産後の身体を大切に~腹膜炎について
産後の身体を大切に~腹膜炎について
腹膜炎という言葉を御存じでしょうか?
産後、少なくとも1カ月は激しい運動をしたり動きまわったりしてはいけないと言われています。
私も現在産後4カ月になりますが、産後直後や出産直前くらいには、先輩ママである友達から“産後は絶対安静にしていないといけない”“母体をきちんと休めないとNG,動いてはだめ、年齢を重ねたときに危険”と言われました。
腹膜炎になると心配なこと
更年期障害が早く訪れるとか、更年期障害がひどくなるなどなど。
ある子は、産後に動きすぎて腹膜炎を起こしたといっていました。それも一人ではなく何人かの友達が言っていました。
どうやら産後、がんばって動き過ぎると中には子宮や下腹部に負担がかかってしまうのかもしれません。
ということで、現在マタニティライフを楽しんでいる方、出産直後の方にぜひとも参考にしていただきたいと思います。またもちろん個人差はありますので多少動いても全く問題がなく二人目も無事に妊娠でき出産したという方もいます。
腹膜炎とは?
腹膜炎とは骨盤腹膜炎とも言われます。
子宮内膜炎、子宮筋層炎、子宮付属器炎などから骨盤に細菌が感染する病気をさします。
子宮や骨盤など下腹部の強い痛みがあって熱も40度くらいでたり、おう吐があったりします。
また感染するもののため、お腹の中で更に2次感染などが起こると、汎発性腹膜炎といって全身に重篤な症状をもたらす可能性もありますので、産後は安静にしていたり、清潔にしておくことが大事ですね。
腹膜炎にならないように
産後無理をして身体を動かすと身体全体だけではなく特に子宮や下腹部にも大きな負担がかかると言われています。
妊娠期から臨月までも女性の子宮や内臓は大きな変化がありました。産後、その1年分の疲労も溜まっているため無事に出産できたからといって急に動き過ぎると今後の妊娠などにも影響が出てきてしまうことも十分に考えられます。
夏の暑いときに家の中でじっとしているのも酷なお話かもしれませんが、暑いと体力も奪われますし、産後くらいはゆっくり休めましょう。
といっても寝たきりでいてくださいというのではなく、生活していけば最低限でも動かざるをえません。
おうちで家事をやったり、トイレやシャワーを浴びなければいけませんよね。
それらの最低限のことはやりましょう。トイレやシャワーは清潔感を保つ上でも大事ですし、免疫力が全くない赤ちゃんと接するのであればより常にきれいにしておくことは重要です。
産後の健康・まとめ
通常分娩にしかり、帝王切開にしかり、産後というのはとてもデリケートな状態です。
また身体の疲労もたまっています。
出産、出産の翌日から授乳などもはじまりまとまった睡眠も取れないというのが現実です。
入院中から寝不足になるママもいますし、母体の健康を第一優先として考える病院も多く、母子別室で授乳のときだけでそのほかの時間は病室というところもあります。私は母子別室の病院でした。そのため入院中はよく眠れたし、お昼寝もできたのでストレスはありませんでした。
3時間に1回の授乳はあっという間にきてしまいます。さっき授乳したと思ったのにまた!?という感じでした。が夜は睡眠がきちんととれていたことと、自分の時間が持てたことが入院生活ではとても大事だったと思います。
ゆっくり休んでこれからの育児に備えましょう!
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