腹帯とマタニティガードルと骨盤ベルトの違い
個人差はありますが、妊娠も5か月くらいになるとおなかが少しずつ出てきます。お腹に赤ちゃんがいることが目に見えてわかり、少しずつ胎動も始まり、元気な赤ちゃんが体で体感できて幸せですよね!そして、8か月くらいからは赤ちゃんがどんどん成長し、おなかも急に大きくなってきます。もう誰が見ても妊婦さんとわかるほどのおなかの大きさになるでしょう。
そこで始まるのが恥骨痛や腰痛です。
手足はあまり変わらないのに、おなかだけがポッコリ出てきますし、骨盤も徐々に変化してくるので、おなかを支える腰や恥骨に負担がかかってくるのです。
腹帯とマタニティガードルと骨盤ベルトの違い
そんな時、腹帯やマタニティガードル、骨盤ベルトなどサポートグッズを用いるのも効果的ですが、どれを使ったらいいかわからないという方のために、それぞれの違いを見てみましょう。
腹帯とは?
腹帯とは妊婦さんの大きくなってきたおなかを支え、冷えから守るサポーターのようなもの。
妊娠5か月目の戌の日に妊婦さんのお腹にまくと安産になるという日本の風習です。安産の神様の水天宮で購入する妊婦さんも多いのではないでしょうか?
私は3回の出産をしましたが、毎回新しいものを水天宮に行って購入しました。安産だったかというとそうでもない出産もあったのですが。。。
水天宮でもらうのは昔ながらのさらしです。さらしをまくのは正直一人ではなかなか大変。そこで便利な現代では様々な腹帯が商品化されています。
私はこのようなマジックテープでつけるサポーターのようなものを使用していました。
おなかのサイズによって調節が簡単にできるので少しお腹が目立ってきたなということから出産まで長く使えました。トイレに行く時もつけたままショーツを下せるので楽ちんでした。
ただ、赤ちゃんがおなかの中で大きくなっています。しめすぎは血行不良をもたらすので厳禁。下腹部からおなかを持ち上げるようにしてやさしくつけましょう。
マタニティカードルとは?
通常のガードルの体形補正というよりは、妊娠中の大きくなるお腹をサポートし、腰痛や恥骨痛に効果的です。
腹帯とは違い履くだけなので使い勝手がいいですが、調節はできないものが多いです。トイレのたびにしっかりはかないといけないので、少しめんどくさいこともありました。
伸縮性があるので臨月になっても使えます。
骨盤ベルトとは?
妊娠で変化する骨盤をサポートし、腰痛や恥骨痛の改善のほかに、産後の骨盤ケアにも使えます。
お腹は包み込まないタイプが多いので、腰痛や恥骨痛の改善のために腹帯やマタニティーショーツと併用する方も多いようです。
こちらもサポータータイプの腹帯と同様つけたままでトイレができるので、楽でした。
それぞれの違いは?
形状は?
形状は3つそれぞれ異なります
腹帯はおなかの部分のみでまくタイプ
ガードルはパンツのようにはいておなかをすっぽり包み込むタイプ
骨盤ベルトは骨盤を支えるベルトタイプでおなかは包まれていないものがおおい
目的は?
大きな目的は同じで、おなかの大きくなるママの体をサポートする!
腹帯は、おなかを支えて冷えから守る
マタニティガードルは、おなかを支えてさらに腰もサポートする
骨盤ベルトは、おなかよりは妊娠によって変化する骨盤をサポートして腰痛や恥骨痛に効果的
使用する時期
腹帯、マタニティガードルは妊娠中だけですが、骨盤ベルトは妊娠中から産後も使えるものもあります。
使い勝手
腹帯はものによっては簡単に装着でき、サイズも調整しやすい
マタニティーガードルは履くだけなので簡単だけど、サイズは調整できないものが多い
骨盤ベルトは簡単に装着でき、サイズも調整しやすい
まとめ
それぞれに良さがありますが、私は妊娠中は腹帯と骨盤ベルト、産後は産後ガードルと骨盤ベルトの併用で骨盤ケアと体形戻しといったように、その時に合わせたものがいいと思いました。
また、妊娠中はおなかをすっぽり包むほうが安心感もありました。
おなかが大きくなるにつれ、恥骨痛がひどくて歩けなくなることもあるほどでしたので、何も使わないというのは考えられませんでした。
恥骨痛や腰痛の度合いは個人差もあり、初産と二度目、三度目でも異なりました。痛くなるとしばらくその場で立ち止まり、落ち着くまでゆっくり休みました。
それぞれの違いを理解して商品を選択し、無理のない妊娠ライフを送りましょう!
-
前の記事
赤ちゃんの便秘どうしたらいい?暑い季節の水分不足に注意! 2017.05.15
-
次の記事
マタニティマークの本当の意味とは?! 2017.05.18