サイズ選びが大切!産後ガードルのフィット感
サイズ選びが大切!産後ガードルのフィット感
産後ガードルの選び方にはいくつかのポイントがあります。
なかでも自分に合ったサイズの商品でなければ思わぬ逆効果となってしまうかもしれません。
骨盤や筋肉のサポート効果とやさしいフィット感を持った産後ガードルはどのように選べばよいのでしょうか。
初めて産後ガードルを買う人は「出産して大きくなった体のラインをできるだけ早く引き締めたい」からと締め付けの強いものを選ぶことがあります。
素材や設計によってその締め付け感はさまざまですが、小さめのサイズを買って無理矢理履きこなそうと考えるのは危険です。
下着メーカーが妊娠から出産にかけて変化する女性の体を研究して開発されている産後ガードルは、ピッタリのサイズを選んでこそもっとも効果が発揮できるように作られています。
それをとにかく締め付ければいいという安易な考えでワンサイズ、ツーサイズ小さな商品を選べば、締め付けがキツくなって大切な筋肉が上手く働かなくなります。
きつ過ぎるのは逆効果
あまりにサポートされ続けた筋肉は働くのをサボってだんだん衰えてしまうのです。
骨盤はもちろん子宮を始めとする内臓を支えるのに体幹部の筋肉は非常に重要な役割を担っています。
締め付けの強すぎる産後ガードルでは骨盤、内臓、子宮、筋肉などあらゆる体の組織の働きが低下していきます。
内臓が圧迫され続けることで吐き気や頭痛、消化力の低下、自律神経の乱れを引き起こすこともあります。
さらに、小さなサイズでは体に部分的な負荷が掛かってしまい、いびつなボディラインになりかねません。
たとえば、お尻全体のたるみを上げるべきところを、左右差が生まれるようなことになってしまいます。
このように、サイズが小さな産後ガードルを選ぶと大切な体に思わぬダメージを与えて、体形補正どころか全身の歪みを招きかねないのです。
それぞれの産後ガードルは5種類程度のサイズがラインナップされています。「S/M/L/LL/EL」だったり、「58/64/70/76/82」のようにウエストのサイズだったりしますが、十分目安になります。
もちろんオーダーメイドではないので一番自分に近いサイズを選んでも、実際履いてみるとキツかったりゆるかったりすることはあります。
ウエストとおなかの出方で差があったり、もともとおなかや太ももが大きめの人はサイズをワンサイズ上のものがピッタリという口コミは珍しくありません。
試着や交換は重要です
ただ、実物を装着してみないとフィット感がわからないのも確かです。
メーカーによっては試着程度なら返品交換に応じてくれたり、無料でサイズ補正をしてくれる制度を整えているところもあります。
無理してサイズの合わないものを履き続けるより、積極的にこうしたサービスを使うようにしてみてください。
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