産後ガードルは内臓下垂を防止してくれる?
- 2016.12.01
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産後ガードルは内臓下垂を防止してくれる?
産後のポッコリオナカを「子どもを産んだんだから、仕方がない」なんて、諦めていませんか?
今回は、そんなオナカのお悩みについて、調べてみました。
ポッコリオナカは内臓下垂が原因かも
ポッコリしたオナカの原因は「贅肉」「伸びた皮」と思いがちですが、実はそれだけではありません。骨盤底筋というものが、出産を経て緩んでしまったことが原因なのです。
骨盤底筋とは、簡単に言うと骨盤底部に張られている筋肉の膜のこと。この上に子宮や腸、膀胱などの内臓が乗っています。
では、その骨盤底筋が緩んでしまうと、どうなるでしょうか?
骨盤底筋の上に載っていた内臓が一緒に下がってしまうのです。
妊娠が内臓下垂を引き起こすことも
骨盤底筋の上には、子宮が載っていますから、妊娠をすれば当然負荷がかかります。
でも、人の身体というのはよくできているもの。骨盤は、1つの骨でできているのではなく、3つの骨が靭帯で繋がれて形づくられています。
妊娠期間中は、女性ホルモンの作用でその靭帯を少しずつ緩めながら、赤ちゃんの成長を妨げないように調整しているのです。ですから、妊娠中はある程度内臓が下がってしまっても仕方がないのです。通常であれば、妊娠を理由として下がってしまった内臓や子宮は、出産が済めば元の状態に戻るようにできています。
しかし、産後抱っこ続きで背筋を伸ばした状態での時間が短かったり、猫背だったりすると、内臓が正しい位置に戻るのを妨げてしまい、内臓下垂が改善されないままになってしまうのです。
産後ガードルを上手に使って内臓下垂の防止
では、産後すぐにでも骨盤矯正を始めればいいのでしょうか?
それは、違います。
早い時期からニッパーやハードガードルで強く締めつけてしまうと、本当であれば骨盤に収まっているはずの子宮や腸、膀胱などが押し下げられて、尿漏れや、子宮が膣から出てきてしまう「子宮脱」を引き起こしてしまいます。
すぐにでも対策をしたい方は、産後すぐ使用可能な産後ガードルや骨盤ベルトを使いましょう。
内臓下垂はあらゆる不調の原因となります。そして、なによりポッコリオナカは女性として切ないもの。
「キレイなママ」でいられるように、そして健やかで日々朗らかなママでいられるように、正しいケアをしていきましょう。
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